例えば、少子化対策として市町村営住宅の新築、建て替えを考えておられる自治体さま。 何か、目玉が無いと．．．．．．。悩ましいところですが、 昨今の若い所帯の方々はとりわけ住環境に敏感です。 まず、木造であるという外観、また、部屋に入って素敵と思う内装などが、キーポイントとなります。 是非とも、木材の利用をお考え下さい。 様々な提案を致します。 写真は、2008年に高知県高岡郡佐川町で建てられた木造の調整住宅です。

2008年建築仕上学会賞（住宅部門）受賞

新建築 2007年3月号196頁より

土佐漆喰と地元のスギと瓦の公営住宅

佐川町公営住宅・荷稲団地

設計　西森啓史建築研究所・アクシス建築研究所

施工　開洋・晃立・昇和ホーム

所在地　高知県高岡郡佐川町

Reference: 土佐の鯨の住いる塾 ＠ アクシス建築研究所：http://tosakujira.exblog.jp/

現在、全国で推められている耐震改修。
その際、学校施設の見直しが文部科学省の指導の元行われていますが、中でも「学校のトイレ」は難しい課題になることが多いです。

良いトイレと言っても、居心地が良すぎるのは駄目だとか、子達にある程度掃除させるのに、やる気にさせるのはどんなトイレが良いのかなど。
地元の木を使ってみては如何でしょうか。
落ち着いた風合いは、勉強やクラブ活動に一層取り組むようになるでしょう。
また、傷を付けると後々残るので、物を大切にしようという気持ちになり、学校施設に愛着が沸くようになります。

事例

埼玉県立  松伏町立  金杉小学校
Reference 学校のトイレ研究会：http://school-toilet.jp

地方自治体様や会社などの共用の場においても、本当に使い勝っての良い家具や備品はオーダーメードがお勧めです。

もちろん、規格をレディメードのものにできるだけ近づけたり、流用するだけでグッとお安くなります。

サイズや棚の間隔、幅などは、使用人数や利用背景を専門家がヒアリングし、現地において設置する空間を計測の上、お決めいただくことができます。
写真は、現場用の装備を車庫において、積み込むための個人用収納棚で、最下段が靴、中段がブーツ及びジャケット、上段がヘルメットとなっています。
本体向かって右側が長尺用収納棚、左側がユーティリティーの高い共用物品棚です。
ユーザーさんの意見としては、
木の雰囲気はもちろん良いが、意外な利点は「汚したくないので、綺麗に利用される」ということだそうです。

木材の効用、新発見ですネ。